#1 岐阜県飛騨市シムジャスケートパーク｜日本のBMXスポット紹介「NORUTOKO -のるとこ- 」

新コーナー「のるとこ」がスタート！「のるとこ」は、日本全国でBMXを楽しんでいるライダーに自分のホームスポットを紹介してもらう映像シリーズです。第1弾は、岐阜県飛騨市「シムジャスケートパーク」の紹介をお届けします。

シムジャスケートパークとは

シムジャスケートパークは、岐阜県のライダー大西勘弥（おおにしかんや）くん @kanyabmx と仲間のスケーターのみなさんによりDIYで作られた屋内パーク。発起人は地元のスケーターで、雪国のスケーター、BMXライダーたちが冬でも遊べるようにという思いから計画がスタート。「飛騨市小さなまちづくり応援事業」などの地元の制度もうまく活用し、使われていなかった体育館を借りて2018年から運営されています。

シムジャという名前は、借りた体育館に飾られていた書道の「思無邪」から。思い邪無し（おもいよこしまなし）とも読むこの言葉は孔子の「論語」に出てくる言葉で、解釈は諸説あるようですが、「邪悪な心、執着心などの邪念を持たない、まっすぐで純粋な心の状態を表す」という解釈が主流のようです。
まさに、我が道を貫き通してBMXを楽しみ尽くしているカンヤ君にピッタリな「思無邪」。シムジャスケートパークに来る人たちにも、純粋にBMXやスケートボードを楽しんでほしい、というメッセージが込められているような気がしますね。

2023年5月に名古屋で開催されたJapan Cupに、「思無邪」の書を持って応援に駆けつけたカンヤ君

2018年のOPENから少しずつ改修を重ね、今ではカンヤ君の弟子である若手ライダーたちも全国の大会やイベントで大活躍中。広々とした体育館に大小のジャンラン、スパイン、クォーター、ミニランプ、ミニボウル、そしてスポンジプールまで完備されたシムジャスケートパークは、まさに雪国ライダーの夢の場所と言えるでしょう。
今回はカンヤ君の留守にお邪魔してしまったので、主（ぬし）代理のローカルライダー吉田実央（よしだみお）ちゃん @mio_bmx にご紹介いただきました。YouTubeでぜひ見てね！