大歓声に包まれた名古屋オアシス21!BMX Park優勝は中村輪夢と杉尾咲空|マイナビJapanCup Nagoya

2023年4月28日〜30日に開催された2023年最初の公式戦となる「マイナビJapan Cup 名古屋大会」。名古屋のど真ん中「オアシス21」での開催ということで、なんと入場者数は土日の2日間で20,000人を数えたという、大盛り上がりの大会になりました。

衝撃展開のエリート男女

エリート男子の決勝に進出したのは、中村輪夢、小澤楓、溝垣丈司、高木聖雄、寺林昌輝、大和 晴彦、伊藤大空、伊藤蒼空の8名。アクアは今年からエリートクラスに上がったばかりですが、前日の予選を見事通過。渋いトリックチョイスは健在でしたが、難易度もメイク率も確実に上がっていて進化を感じました。お兄ちゃんのスカイも一緒に決勝に進出で、BMXブラザーズ最高ですね!

そんなフレッシュな風も入ったエリート決勝。スカイが観客席にいたラッパーのAKさんに突っ込んだり、トシオくんがダブルバックフリップを決めるなど数々の名場面が生まれる中、残り2名を残すだけとなった時点で暫定1位はやっぱり中村輪夢で、ポイントは85.00。

1本目クラッシュしてしまったカエデは後がない状態でセカンドランを迎え、気合いのフルメイクで会場は大盛り上がり。でもリムの1本目はかなりの高難度トリックが入っていたし、得点はどうなるのかと会場にいた全員がドキドキした瞬間だったでしょう。

そして出たポイントは85.40となり、0.4ポイント差でカエデが暫定1位へ。まじか。となったリムの横にちょうどいたわたしは、彼の表情を見て、もうこの後は凄いことになる予感しかしませんでした。


そしてスタートした中村輪夢はもう出し過ぎ!くらいの圧巻のライディング。92.80ポイントで王者の貫禄を見せつけてくれました。かっこよすぎでした。

エリート女子は内藤寧々、羽山絆愛、山本結花、杉尾咲空、伊藤海羽の5名。山本結花、杉尾咲空、伊藤海羽が今年からエリートに上がりました。(大池水杜は怪我で欠場。)

ファーストランでは初エリートのユイカと昨年のJapan Cup第1戦優勝のネネがクラッシュをしてしまいましたが、2人ともセカンドランまでに復活。担架が出てきてしまうくらいの大クラッシュで一時騒然となってしまうくらいの状況でしたが、BMXライダーの強さを見せてくれました。

そして迎えたセカンドランは、ミウは着実に進化しているライディングを見せてくれ、暫定1位のサクラはビッグなトラックドライバーを、キズナはバックフリップをメイクするなど会場を沸かせます。ユイカはキャンキャンタイヤグラブなど高難度トリックを出しつつも、再度クラッシュしないよう慎重なライディングで暫定2位へ。

そして最後のライダーネネは、安定のライディングを見せた後、最後は守りに入らずファーストランでクラッシュした540にリベンジトライ。結果は再度クラッシュをしてしまい3位となりましたが、攻めのライディングで感動させてくれました。

エリート以外も見どころ満載のJapan Cup 名古屋。リザルトはこちら


こちらでLIVE配信のアーカイブを見ることができます。会場に来られなかった方、LIVE配信を見ることができなかった方はぜひ!!


そして今回81BMXでは、JFBFのご理解の元、Japan Cupのオフィシャルフォトグラファーをしている編集長ナオキングのアシスタント募集を企画。81BMXで大会撮影をするといったイメージで、4人のアシスタントフォトグラファーが大会会場に入り、総勢5名で撮影をしました。
現在、いろんな角度からの写真をシェアする準備をしているので、お楽しみに!

中央ナオキング、後列左から、Aki Kuroda / Kazuki Yamada / Keiko Kawanami / Freddy Tamashiro みんなお手伝い本当にありがとう!