中林凌大が今期初優勝・女子は畠山紗英が連勝を達成!|2025 JBMXF 大東建託シリーズ第3戦 千葉大会

BMXレーシングの国内シリーズ戦「JBMXF 大東建託シリーズ」。2025年5月4日に開催された第3戦千葉大会の様子を、JBMXFによるレポートでご紹介します。

TOP Photo:チャンピオンシップ男子優勝の中林凌大(#502)
All Photos by JBMXF

JBMXF 大東建託シリーズ第3 戦千葉大会が千葉県柏市の沼南スピードウェイで開催され、チャンピオンシップ男子は中林凌大が今季初優勝を果たした。チャンピオンシップ女子は畠山紗英が前戦の大阪大会からの2連勝を達成した。本大会は2日連続で同じ会場で開催されるもので、初日の本日が第3戦千葉大会、2 日目が第4戦東京大会として開催されている。

チャンピオンシップ男子

11名の選手によって争われたチャンピオンシップ男子。予選から好調な走りで優勝したのが中林凌大だ。2023 年まで3シーズン連続でシリーズチャンピオンに輝いた中林だが、最後に優勝したのが昨年6
月の岡山大会であり11 ヶ月ぶりの勝利となった。2位に開幕戦優勝の橋本颯馬、3位に第2戦優勝の木内彪凱が入り、2025 年のシリーズは熾烈なチャンピオン争いの様相を呈してきた。第4戦東京大会は翌日に同会場で開催される。

優勝 中林凌大(SYNDYT JAPAN/秩父BMX 協会)
2位 橋本颯馬(REDLINE BICYCLES JAPAN/(株)イカイ)
3位 木内彪凱(日本体育大学/BMX Sarrians/中部BMX 協会)

チャンピオンシップ男子表彰式

チャンピオンシップ男子優勝中林凌大のコメント

今シーズンは新しい自転車でスタートしたが、前戦の大阪は満足できない結果に終わってしまった。この千葉大会は優勝して、次につなげていきたいという気持ちで臨んでいた。公式練習からスタートが調子よくて、セッティングの見直しもしたことが優勝につながった。また、たくさんの応援が力になったと思う。明日も連勝目指して頑張りたい。

チャンピオンシップ女子

チャンピオンシップ女子優勝の畠山紗英(#85)

6名の選手がエントリーして3レース合計のフォーマットで争われたチャンピオンシップ女子。優勝は今シーズンから拠点を日本国内に移して、前戦の大阪大会も制した畠山紗英だ。すべてのレースをトップでフィニッシュして、連勝を達成した。2位には薮田寿衣、3位には西村寧々花が入った。

チャンピオンシップ女子表彰式

優勝 畠山紗英(神奈川県BMX 協会)
2位 薮田寿衣(Motocross International/iRC TIRE/関西BMX 競技連盟)
3位 西村寧々花(大阪体育大学/GAN TRIGGER/関⻄BMX 競技連盟)

チャンピオンシップ女子優勝畠山紗英のコメント

3 本ともスタートがうまくいかなくて焦る気持ちもあったが、第1 ストレートのこなしやペダリング、さらにコース全体でスピードを保って、すべてトップでフィニッシュできた。日本国内のレースはアットホームな環境で走れるので楽しさも感じている。明日も引き続き優勝目指して走りたい。

注目のチャレンジカテゴリー

今シーズン最多の216 名の選手が出走した千葉大会。年齢別の各カテゴリーでも熱戦が展開された。

本大会最多の33 名が出走したのがボーイズ11-12 カテゴリー。優勝は魚谷日々仁(#25)
27 名の選手によって争われたボーイズ13-14 カテゴリーでは梅沢篤和(#7)が優勝
次世代のチャンピオンシップライダーも走るガールズ15 オーバーは澤田茉奈(#W2)が清水亜子(#19)
を振り切り優勝した。

リザルト

大会概要

大会名:2025 JBMXF 大東建託シリーズ第3 戦千葉大会・第4 戦東京大会
主催:一般社団法人 全日本BMX連盟
主管:千葉県県BMX 協会・東京都BMX 協会
公認:公益財団法人日本自転車競技連盟
協力:千葉県自転車競技連盟、東京都自転車競技連盟、(予定)(順不同)
協賛:大東建託未来のアスリート支援プロジェクト
開催期日:2025 年5 月3 日(土)~5 月5 日(月/祝)
開催場所:沼南SPEEDWAY 〒270-1465 千葉県柏市布施1-1

全日本BMX 連盟オフィシャルパートナー

大東建託未来のアスリート支援プロジェクト https://team-daito.com/