島田壮がチャンピオンシップ男子初優勝|2025 JBMXF 大東建託シリーズ第5戦 広島大会

BMXレーシングの国内シリーズ戦「JBMXF 大東建託シリーズ」。2025年6月1日に開催された第5戦広島大会の様子を、JBMXFによるレポートでご紹介します。

TOP Photo:チャンピオンシップ男子島田壮(右/#520)
All Photos by JBMXF

大東建託シリーズ第5 戦広島大会が広島県安芸高田市の土師ダムBMX トラックで開催され、島田壮
がJBMXF 大東建託シリーズチャンピオンシップ男子初優勝を果たした。

チャンピオンシップ男子

8 名のライダーがエントリーし、3 レースの合計フォーマットで争われたチャンピオンシップ男子。1 レース目をトップでフィニッシュしたのは地元広島の選手で、今季初出場の島田遼。続いて遼の実弟である島田壮が2 位に入った。2 レース目は壮がトップフィニッシュし遼が2 位に入り、兄弟が同ポイントで並ぶ展開となった。優勝がかかる3 レース目でも島田兄弟がスタート直後にトップ争いを展開し、イン側でスタートした壮がトップに立つとそのままフィニッシュまでリードを守り優勝。遼は4 位でフィニッシュした。島田壮はJBMXF 大東建託シリーズチャンピオンシップ初優勝、総合の2 位には島田遼、3位には坂本優和が入った。

3 レース中2レースをトップでフィニッシュした島田壮(#520)

優勝 島田壮(S-PRO BMX CLUB/広島県BMX 協会)
2位 島田遼(GANTRIGGER/広島県BMX 協会)
3位 坂本優和(Nologo Racing Japan/広島県BMX 協会)

チャンピオンシップ男子表彰式

チャンピオンシップ男子優勝島田壮のコメント

1 レース目から兄ちゃん(島田遼)とバチバチのレースだったが、3 レース目はイン側のスタートで有利だったのを生かして、自分の理想に近いレース運びで勝つことができた。とにかく自分に集中することを意識したのが勝因だったと思う。

チャンピオンシップ女子、ガールズ15 オーバー統合カテゴリー

チャンピオンシップ女子との混走で中村真唯(#11)が3 レースをトップでフィニッシュし優勝

チャンピオンシップ女子はエントリーが西村優々花1 名のためガールズ15 オーバーと統合され、3レース合計のフォーマットで行われた。すべてのレースでトップフィニッシュしたのがガールズ15 オーバーに出場した地元広島の中村真唯。総合成績では2 位に西村優々花、3 位に早川優衣が入った。表彰はカテゴリーごとに行われる規定のため、チャンピオンシップ女子は西村優々花、ガールズ15 オーバーは中村真唯がそれぞれ優勝した。

チャンピオンシップ女子表彰式

チャンピオンシップ女子
優勝 西村優々花(関西BMX 競技連盟)

ガールズ15オーバー表彰式

ガールズ15 オーバー
優勝 中村真唯(広島県BMX 協会)
2位 早川優衣(岡山県BMX 協会)

注目のチャレンジカテゴリー

5 歳から細分化された年齢別カテゴリーで世代別の熱戦が繰り広げられるのがBMX レーシング最大の特長といえる。メインとなる20 インチ(タイヤサイズ)のカテゴリーのほかに24 インチの車輪を使用したクルーザーカテゴリーも開催され、幅広い年齢層から支持されている。本大会ではクルーザー男子13-29 と12 アンダー、40 オーバーの3 カテゴリーが統合で実施、表彰はカテゴリーごとに行われた。

クルーザー男子13-29 優勝は魚谷健仁(広島県BMX 協会)
クルーザー男子40 オーバー優勝の北川大介(中部BMX 協会)
クルーザーボーイズ12 アンダー優勝は深澤明日麻(新潟県BMX 協会)

リザルト

ホールショット賞を独自で実施

本大会では広島県BMX 協会により、ホールショット賞を設定。最終レースの第1 コーナーをトップで通過した選手が表彰された。

大会概要

大会概要
大会名:2025 JBMXF 大東建託シリーズ第5 戦広島大会
主催:一般社団法人 全日本BMX連盟
主管:広島県BMX 協会
公認:公益財団法人日本自転車競技連盟
協力:広島県自転車競技連盟、安芸高田市教育委員会、安芸高田市体育協会(順不同)
協賛:大東建託未来のアスリート支援プロジェクト
開催期日:2025 年5 月31 日(土)~6 月1 日(日)
開催場所:広島県安芸高田市、土師ダムBMX TRACK

全日本BMX 連盟オフィシャルパートナー

大東建託未来のアスリート支援プロジェクト https://team-daito.com/