TOP Photo : Hervé Laville
アラブ首長国連邦アブダビにて開催されている「UCI URBAN CYCLING WORLD CHAMPIONSHIPS(世界選手権)」。
2022年11月11日、BMX FLATLAND WOMEN決勝が行われ、世界選手権初出場、佐賀県の中川きらら(2005年生まれ)が3位を獲得しました!おめでとうきららちゃん!!
日本の女子では2019年中国・成都でのギャオスこと石崎(片桐)光紗季の準優勝獲得以来の世界選手権表彰台となります。
9日水曜日に行われた予選では、2位の CASSAGNE Aude(フランス 1990年生まれ)の79.83ポイント、3位の PREUSS Julia(ドイツ 1990年生まれ)の75.83ポイントに差をつけ、唯一80点台の83.33ポイントを獲得し1位で突破しました。
決勝は予選(またはセミファイナル)の順位の逆順で出走するため、きららちゃんは最後の出走。予選3位のPREUSS Juliaが74.50ポイントを獲得すると、次に登場した予選2位のCASSAGNE Audeが、大会最高得点の87.00ポイントをマーク。
最後にライディングするきららちゃんのプレッシャーは想像に難しくありません。Juliaに僅かに及ばず、74.33ポイントで3位フィニッシュ、となりました。
終了後、もっとメンタル鍛えます!とコメントをくれたきららちゃん。この経験を糧に、さらにかっこいいライダーになってこれからも日本の女子フラットランドを盛り上げてくれるでしょう。
今回の出場ライダーは2005年生まれ、1990年生まれ2名、1982年生まれ、2007年生まれ、1986年生まれとベテラン勢が多く、他の大会でもパークに比べるとフラットランドは世界的に年齢層が少し高めな印象です。
そんな中、日本の若手女子はものすごいライダーがたくさん。彼女たちが世界選手権に出場できる15歳になる頃には、きららちゃんを筆頭に多くのライダーがみんなを楽しませてくれること間違いなしです!